アイリーン・キャラのヒット曲しか知らなかったけど、こんなに面白い映画だったとは。
一人のスターをフィーチャーしたアメリカらしいサクセス・ストーリーとは全然違って、まだ個性の確立していない少年少女たちが自分を見つけて大きくなっていく素敵な映画でした。
なんというか、「群像劇」ってのは、ふつうこんなにヒットしないタイプの映画だと思う。私はだいたい好きだけど。
超美男美女が出てるわけじゃない。普通でどっちかというと地味な子ばっかり。爆発的な才能があるわけでもない。かといってみんなガツガツと他人を蹴落とすような競争をしてるわけじゃない。
卒業までがんばったけど、この先どこに行けるか、どこまで行けるか、まだやっとゼロから始めるところ。
在学中にマイナスまで行ったこともあったけど、やれるところまでやってみる。
自分もがんばらなきゃ、みんなもがんばって!という気持ちになれる映画でした。
途中にみんなで参加するロッキー・ホラー・ショーの上映会が楽しい!
(※1008本目がダブってたので、ひとつを1200本目にしました。したがって前の映画から1つ飛んで1201本目。)