映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ラース・フォン・トリアー 監督「ニンフォマニアック Vol. 1 & 2」1195本目

今年の7月24日頃に見たんだけど、なぜか感想を書いてなかったので、今書きます。
思い出せるかなぁ。

なかなか面白くて、思ったような”イヤラシイ”映画ではなかったし、深すぎて説教くさい映画でも、怖い映画でもなかった。ただ、自分の中にもそういう部分があるか?といくら問うても出てこない。一人の人、好きな人、でなく通りすがりの誰彼となく、というのはどういうことなんだろう。変なことをいうと、一人あるいは少数の親しい人たちと、もっとセックスをたくさんしてる人ってけっこういると思うんだ。馴染んだ誰かとするんじゃなく、不特定多数が相手というのがニンフォマニアックの定義なのかしら。

シャルロット・ゲンズブールステイシー・マーティン も、あんまり共感できるところがなかった。
・・・いくら思い出してもなかった。
ステラン・スカルスガルド は好きで、シャイア・ラブーフ は嫌いになるくらいアクが強くてよかった。
アイツ、嫌だ〜〜(嬉しそうに)。

イヤラシイというより、ぼかしのないバージョンをもし見たとしたら、こんなことしたくないと思うくらいいっぱいいっぱいになりそうでした。