見ないつもりだったのに、たまたまテレビつけたらやってて、ちょっと引き込まれてしまった。
画面の作りがなんとなくちょっといい。アメリカ人ならsexyとか言いそうな。
あとね、キャスティングがすごく気になるんですよ。
キアヌ・リーブスは・・・演技がこなれてなくて、青白くてキレイ。いつものように。(そこがいい)
レイチェル・ワイズはいつものように可愛い。(この人とかノラ・ジョーンズって、男性に振られることなんて絶対ないんじゃないかしら、というくらい可愛い)
ティルダ・スウィントンがガブリエル大天使、ピーター・ストーメア(コーエン兄弟作品のあの人)がサタン(どうも弱そうな感じもする)、シャイア・ラブーフ(ニンフォマニアックの運命の男)も、静的な役だけどちょっとクセが残る。
戦いのあとに、アンジェラが立ち尽くすビルの屋上に、ジョンが近づいていく。そのときの女性のシルエットと、うす青い空のコントラストが何かすごく美しかったりする。こういうセンスって独特なんだよね。そういう意味で、独自の注目すべき美学のある、凡作・・・あっ言い過ぎた、でも好きなんですこういう映画。
このあとこの監督は半ガー・ゲームシリーズで一世を風靡するんだな。あれはあれで面白い。で、何よりも、ジェニファー・ローレンスが素晴らしすぎる。あれもキャスティングが絶品ですね。
こういう、期待しないでいいものに出会えるから、テレビの映画って続けて欲しいです。