ドイツ人の音楽監督が、ポルトガルのリスボンにいる映画監督と仕事をするために、えっちらおっちら車で現地に向かい、なぜか彼に会えないままリスボンの音を拾い歩くという、不思議で楽しいロード・ムービー。
主人公の「ミスター冬」が、いいおっさんなんですよね〜。すごく普通で愛嬌があって。
そして、音楽を担当するというグループの演奏があまりにもすばらしい。マドレデウスっていうんですね。ファドを聞いたことはあるけど、ここまでいいと思ったことなかったです。
ところで、「之」とか「其処」とか、ふつう漢字を使うことのないところに使ってて、みょうに見づらかったです。翻訳は変ではないんだけど?外国で字幕なんかも作ったのかな。