映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アルフレッド・ヒッチコック監督「第3逃亡者」1086本目

イギリス時代の1937年の映画。
主役の女優さんかわいいなと思ったら、「暗殺者の家」のベティでした。
84分という小品だけど、ストーリーづくりが丁寧で、一つ一つの場面を積み重ねて納得のいく結末にもっていきます。

一生心に残るほどインパクトの強い場面は、たぶん一つもなかった(「泥棒成金」の仮装舞踏会みたいな)けど、いい映画だと思います。
ただ、種明かしをもうちょっとだけやってもらってもいいかも。ヒッチコックの映画って、最後がやけにあっさりしてますよね。犯人が出入りの彼に目をつけて、後を追ってコートを奪って、彼女を殺害した後コートだけをひとにあげて・・・と、まあ説明がなくてもわかるのですが。