映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

渡部武彦 監督 ゲキ×シネ「ZIPANG PUNK 五右衛門ロックIII」680本目

以前誘われてゲキ×シネを見たら面白かったので、これで3回目。
出演は最初に見た「蛮幽鬼」が上川達也/堺雅人早乙女太一稲森いずみ、次に見た「髑髏城の7人」が小栗旬森山未來小池栄子仲里依紗。今回の目玉は三浦春馬とすっかり大人になった蒼井優です。

正直、三浦春馬がどのように脱皮したのか見たくて行ったようなもんですが、朝ドラ「ハルカ」で本仮屋ユイカに片思いしてたもやしっ子のイメージが抜けない私としては、思いもよらない男らしさ。これは必ずしも私にとって嬉しい変化ではなく、骨太になり始めた彼が→京本政樹アルフィー高見沢の系統を正確に歩み始めてることに気づいてしまい、未来を見切ってしまったような一抹のさみしさもあります。
動きのキレは確かに悪くないけど、むしろ現代劇でダンスを見てみたいなと思いました。ウエストサイドストーリーみたいなの。ソツなくカッコ良くこなしてましたが、早乙女太一、上川達也、小栗旬と続いて魅了されたあと、少しだけ物足りなく感じました。(多分、三浦春馬は元々好きなので期待しすぎたかな)

対照的に、蒼井優は「おしとやかな美少女」ふうにデビューした割に、本当のところ男っぽい子なんじゃないかなと思っていたところ、確かにそう感じさせる、彼女自身が二枚目半の役柄を心から楽しんでいる感がありました。それにやっぱり、バレエで鍛えた身のこなしが美しい。彼女は今後コメディやアクションにどんどん挑戦してほしいです。

それにしても、第一部/第二部あわせて3時間の長丁場を、息もつかせず駆け抜ける疾走感はあいかわらずすごいです。役者さんたちの頬を流れる汗、荒い息づかい、殺陣のあいだの互いの間合いのとりかたなど、このライブ感は他のものでは替えられません。(映画も一発撮りとかしたらこんな感じになるのかな)

また見ます、ゲキ×シネ。多分。