映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

クエンティン・タランティーノ 監督「パルプ・フィクション」681本目

1994年か。20年も前だ。

いやー、やっぱり面白い。タランティーノとの出会いがこの映画だったのは、なかなか幸せなことだったと思う。
ラストがトラボルタの最期、とならないところも、後味に貢献してます。

この映画当時すぐに見て、かなり盛り上がりました。(「トレインスポッティング」並み)
まさかのジョントラボルタ!がダサかっこいダサイ(結局ダメダメ)し、ハンバーガーがまずそうなダイナーの安っぽさ、モンローのそっくりさんのいるレストランのインチキ臭さ、いろんなことが目が回るほどまぶしかった。
バイオレンスはかなり苦手だったので、ドカドカ撃ちまくるのはびっくりしたけど。

久々に見てみて、ヴィンセント(トラボルタ)&ミア(ユマサーマン)の場面はよく覚えてるけど、ブッチの彼女がやけに少女めいていて、「私のお腹は丸くなくてセクシーじゃない」っていうのも覚えてる。ダイナーをいきなり強盗する場面もよく覚えてるな。パンプキンとハニーバニーってふざけた名前も。
ウルフ(ハーヴェイカイテル)の見事な指示も覚えてるけど、今見るとロバーデニーロっぽい役だな、という印象。ハーヴェイカイテルなのに。
パンプキン=強盗の男のほうは、「フォー・ルームズ」でベルボーイを演じたティム・ロス

Wikiによると、映画のなかで”英語の四文字言葉”が250回以上使われてるらしい。こんな映画ばかり見ていたので、そんな言葉くらい使ってもいいのかと思って育ってしまいました。