1985年かぁ。この巻きの強い前髪、重そうなチェックのスカート…何もかもが自分の同時代で、懐かしいようなイヤなような、なんともいえない感じ。
アンドリュー・マッカーシー。エミリオ・エステヴェス。ロブ・ロウ。ジャド・ネルソン。男の子たちの顔しか覚えてないや。前髪をさらっとかきあげる、ブレザーを着たエリート大学生みたいなのがモテた時代。
女の子は…言われてみればたしかにデミ・ムーアだ。
今ならこれ映画じゃなくてTVドラマだろうなぁ。アグリー・ベティの仲間みたいな感じの映画です。
この映画を見たかどうかも忘れてたけど、昔見てたテレビみたいに懐かしく感じます。
そういえばこの頃はまだ、違うタイプの服を着た女の子たちがつるんでた。
なんとなく、世の中はこれからどんどん豊かになって進化して、自分たちにはパワーがあってがんばれば明るい未来があるみたいに思えた時代だったのかな。ピーコも言ってたけど、確かにこの映画はあの頃を懐かしむための映画だ。
ワルの代表みたいだったロブ・ロウが今もちゃんと俳優をやってたり、二枚目の二人がわりと普通の大人になってたり、青春ものってコワイ。