1952年作品。
「コミカルなドラマ」だと思って見始めたけど、ジャンルはチャップリン、マルクスブラザーズetcと同じ「コメディ」ですね。年代を見ると「ライムライト」と同じ年の作品だけど、ハワード・ホークス監督は「暗黒街の顔役」とかシリアスドラマをたくさん撮ってる監督でもあります。
ケイリー・グラントはほかの映画でもコミカルな演技をしてるし、マリリン・モンロー(この映画では、ちょっと抜けてる可愛い秘書役)もコミカルな役が多いけど、予想を超えて完全コメディ。
度の強い眼鏡をかけた研究一筋のちょっとズレた研究者っていうキャラが、この頃もう映画にもなってたんだなぁ。それにしてはいい男すぎるけど。それにしてはパーティに行くしすごくオシャレだけど。
そして期待通り、最後はお偉方がみんな若返りの薬を飲んでおおはしゃぎ。期待通りの痛快さです。