映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

園子温監督「ファンタ・ジア」528本目

この監督の作品は、少年時代の荒削りなものもけっこうソフト化されてて、レンタル屋で見かけるとつい借りてしまって後で「う〜ん」と思ったりするんだけど、これもその手かなーと思いながら、やっぱり借りてしまいました。

内容は、グラビアアイドルのイメージビデオみたいな作品集でした。
どれも、バーチャルな恋愛を描いたもので、4作品中3つが、「お金をもらって、恋人を演じる商売」でした。こうなるとレオス・カラックスホーリーモーターズ」を思い出したりもしますが、園子温監督はこのテーマは後の「紀子の食卓」でも取り上げていて、家族や恋人同士の「愛」を疑ってみるのが一貫したテーマのように思います。

出演者の女の子たちはみんな可愛くて素人っぽくて、なんか(このあとエッチな展開になるんだろうか)と思わせる生っぽさのある映像。

まあ、監督のファンでなければ見なくていい作品かもしれません。