映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ミシェル・ゴンドリー監督「エターナル・サンシャイン」312本目

すごく面白かった。

むかーし予告編を見た気がするけど、いい具合に全部忘れていたので、何も知らずに見ることができて幸せでした。
めちゃくちゃ暗いジム・キャリーとめちゃくちゃ軽いケイト・ウィンスレットが出会ってゆっくり恋に落ちる、という不思議なシチュエーションから始まりますが、最初からこの二人がとても魅力的で、見つめているうちに物語の中に入って行きます。

なんでこんな端役にキルスティン・ダンスト(この映画の彼女はすごく可愛いけど、やっぱり「テレビでドイツ語」のネイティブ出演者くらいにも見える)やイライジャ・ウッドが出てるんだ?と思ってたら、どんどん重要性を増して行きます。

最初はまさか、途中からSF方面に行くとは思わなかった!
それくらい、暗ーい彼とチャラい彼女という正反対の二人が引かれ合っていくのが自然で、幸せになるといいな〜と感情移入してしまっていました。

SFな設定だけど、描こうとしたのはサイエンスじゃなくて人の心のむずかしさや愛。
そして、記憶を消すなんてことが最新技術で可能かと思ったら、そう簡単じゃないということも大事。

たいがいのことは努力と思いやりで乗り越えられるから、あきらめないで。仲良くしよう。という映画だと思いました。私この映画とても好きです。