映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督「上海特急」237本目

1932年作品。

「間諜X27」でマレーネ・ディートリッヒに惚れたので借りて見ました。
いやーやっぱり可愛い。ツンデレどころかツンツンだけど、本当は情熱的。
何よりも、名前が上海リリーですから。シャンハイリリー!
胸がどきどきしてきます。

むかし、多分1980年頃、「蘇州夜曲」っていうむかしの上海が舞台の漫画(森川久美)が好きだったんだけど、あれに出てくる上海リリーっていうキャラクターはこの映画から来たものだったんですね。漫画は彼女と、日本から来た若い新聞記者との恋愛や、陰謀との闘いを描いたなかなか壮大なストーリーでした。その中の上海リリーとこの映画のマレーネ・ディートリッヒは、顔が同じ。きっと作者もこの映画の世界にうっとりして、アナザーストーリーを描きたくなったんだろうなぁ。

「間諜X27」でもこの映画でも、彼女の相手は軍人さんです。ほんとに厳格なかんじで、あんまり魅力的じゃないな〜と思うんですけど、どうでしょう。

この映画はそんな感じで、彼女の魅力と昔の上海のエキゾチックで退廃的な魅力を楽しむための映画です。ストーリーはまぁふつうですが、魅力いっぱい。でした。もっとほかの映画も見てみよう。以上。