映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ウォルフガング・ペーターゼン監督「ザ・シークレット・サービス」189本目

1993年作品。

クリント・イーストウッドが、かつてJFKを守り切れなかった苦い過去をもつ、初老のシークレットサービスを演じています。といっても今より20年分若い。彼がふたたび同じ任務で相対するのは、ジョン・マルコビッチ演じる、高い知能と身体能力をもつ百戦錬磨の狙撃犯。

よくあるといえばよくあるけどスリリングな設定、いい感じに盛り上げてくれてなかなか楽しめる映画です。アメリカのトップクラスのシークレット・サービスにしては、彼自身も部下たちもうっかりミスや見落としが多いし、息切れしたり立ち止まったりしていてやけに庶民的。

すごい人間ドラマも、過激な描写も、最新CGもない、あるいみ平凡な映画だけど、映画らしい映画でした。