アメリカ映画(90年代以降)

ブラッド・バード監督「トゥモローランド」2020本目

ディズニーらしい、つまり、夢があって冒険があって目が回るほどキラキラしてて、正義や倫理観が最後は必ず勝つ、そんな映画です。ディズニーランドみたいな。 私は楽しみましたよ。まさに「トゥモローランド」にいるような感じで「うわぁ!」がいっぱい。電…

グレタ・ガーウィグ監督「レディ・バード」2014本目

<若干ネタバレっぽいです> 「フランシス・ハ」でフランシス・ハを演じてたグレタ・ガーウィグの監督作品。 美しいシアーシャ・ローナンが、まだら染めの赤毛の、勢いがあるけど微妙に垢抜けきってない女の子を演じています。最初から下ネタ満載のガールズ…

レニー・ハーリン 監督「5デイズ」2013本目

2011年のアメリカの戦争映画で、舞台はグルジア(今のジョージア)の南オセチア地域。ジョージア行きたいんだよね・・・パラジャーノフが好きで旅行を試みたこともあるけど、外務省の渡航危険度3の地域があって会社の総務に諭されてしまい、まだ行けてませ…

リドリー・スコット監督「ゲティ家の身代金」2010本目

もしやと思ったらやっぱりミシェル・ウィリアムズ。アンラッキーな妻を演じさせたら当代一の女優。でももう泣き寝入りはしない。今回は彼女が主役だ! 誘拐ものといっても、家族が大泣きして警察が物々しく家じゅうにいて逆探知して・・・という流れではなく…

ソフィア・コッポラ監督「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」2009本目

ソフィア・コッポラは 親のお膳立てでつまらない映画を作り続けてるのか?彼女は山村紅葉なのか、蜷川実花なのか。お膳立ては相当あったのかもしれないけど、少女のいやらしい妄想をひたすら追求し続ける姿は、まさに蜷川実花だと思う。好き嫌いは別として。…

マッティ・ベッカーマン 監督「エリア0<ゼロ>」2007本目

ひとことで言うと、ブレア・ウィッチ・プロジェクトの宇宙人アブダクション版。でも「カメラを止めるな!」の仲間、という感じもします。この映画で「おおっ!」と思ったのは、<以下ネタバレ>最後に”自閉症の少年”がカメラごと引っ張り上げられて大気圏を…

リチャード・リンクレイター監督「スクール・オブ・ロック」1992本目

ツッコミどころエンターテイメントといっても過言ではないような・・・(笑) 誰かが鼻歌ひとつ歌っても学校じゅうに響き渡るのが教室の防音レベルだよね、から始まり、後述の「iCarly」をはじめとするテレビドラマっぽい軽〜いギャグが続きます。なんとなく…

ハロルド・レイミス 監督「恋はデジャ・ブ」1990本目

原題は、舞台となる記念日「グラウンドホッグ・デイ」(本当にあるんだな、そういう行事が)。「恋はデジャ・ブ」という邦題は、ループする1日を恋をしながら繰り返すという意味かな。間違ってない。 ジャケット写真を見たらトム・ハンクスの映画だ。こんな…

ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス 監督「リトル・ミス・サンシャイン」1989本目

KINENOTEでは「見た」人がびっくりするくらい多いし、評価もかなり高めだけど、思ったのと全然違ってた。不幸な家族を一人の少女が明るくする、みたいなストレートな感動作品か、フランスの映画みたいなじんわり感動する映画かと思ってたけど、アメリカの色…

リュック・ベッソン監督「レオン」1978本目

何回も見たはずなんだけど、冒頭の、マチルダのチャラい家族の日常の場面を忘れてたし、悪徳警官はゲイリー・オールドマンじゃないですか。目が離せなくなって、最後まで見ちゃいました。 ナタリー・ポートマンは、当時もずいぶん言われただろうけど、「タク…

グレゴリー・ホブリット 監督「真実の行方」1954本目

なるほどの演技力、エドワード・ノートン。これデビュー作なんでしょう?私はこの映画の結末のことは知らずに見られてラッキーだったけど、エドワード・ノートンの演技力や、彼がやりがちな役どころをよーく知ってるのは、残念だったかも。映画の結末もノー…

スチュワート・ベアード 監督「追跡者」1952本目

先の「逃亡者」の「スピンオフ」だそうです。追うものは前回に続いてトミー・リー・ジョーンズだけど、 逃げるものはハリソン・フォードじゃなくウェズリー・スナイプス。で監督が違います。こっちは続編の呪いを払拭しようとしているのでしょうか、冒頭から…

アンドリュー・デイヴィス監督「逃亡者」1951本目

1993年のアメリカ映画。このくらい昔の、アカデミー賞やカンヌで目立った賞を取ってない映画って、当時かなりヒットしたものでも、今ちょうど見る人が少なくなってると思う。こういう映画をテレビでやってくれると、思いもよらない出会いがあってありがたい…

ジェームズ・フォーリー 監督「フィフティ・シェイズ・ダーカー」1950本目

続編。もともと続き物のドラマのような作品なので、「二番煎じ」というより「第二話」です。ダコタ・ジョンソンって、若い頃のシャーロット・ゲンズブール みたいに頼りなげで、喋り方も幼い感じで適役なんだろうな。「グレイズ・アナトミー」のエレン・ポン…

マーティン・スコセッシ 監督「グッドフェローズ」1948本目

2年前にも見たのに、なんで忘れてたんだろう?まっさらな気持ちでもう一度・・・ なんともリアルなマフィア物語。主役のレイ・リオッタは、普通っぽくも見えるけど肝の太い若い男、という役どころを見事に演じていますね。なんとなくホアキン・フェニックス…

ダーレン・アロノフスキー 監督「マザー!」1947本目

「ブラック・スワン」の監督にジェニファー・ローレンスとハビエル・バルデムって面白そうに決まってるじゃないですか。なんで日本で公開されないんだろう?サイコ・スリラーで若い妻が妊娠するって、「ローズマリーの赤ちゃん」を思い出せばいいのかな。 な…

ブライアン・シンガー 監督「ユージュアル・サスペクツ」1945本目

複雑! 私はこういう難しい筋の映画は、一度映画館で見ただけでは把握できないので、DVDで繰り返し見ないとダメだ。今回はAmazon Primeの高画質でなんども見られて良かった。 「ベイビー・ドライバー」でマフィアの黒幕を演じた、あの貫禄のケヴィン・スペイ…

デブラ・グラニック 監督「ウィンターズ・ボーン」1938本目

ジェニファー・ローレンス20歳、すでにこの腹の座りよう。生まれ変われたら、こういう頑丈で人を守れる女性になりたい・・・。 この映画については「ヒルビリー」と言われるアメリカ山間部の貧しい人々の暮らしや、一族意識のことなどが饒舌に語られています…

ショーン・ベイカー 監督「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」1928本目

ああっ、可愛い。しょっぱなからピンクの壁の前に可愛い少年と少女、名前がムーニーとスクーティですよ。なんというチャーミングな世界。駆けていくこの子たちのバックに「Celebration」。スマホだけで撮ったという前作「タンジェリン」より洗練された映像。…

ウディ・アレン監督「ギター弾きの恋」1924本目

またウディ・アレン借りてしまった。ヘンタイだし、ファンだなんて絶対思わないけど、彼の映画は実に面白い。(園子温に対するのと同じような愛憎の複雑な感情) 毎回、今度は誰がアレン風の饒舌さを演じるのかと思いながら見ると、ショーン・ペンが演じるギ…

デイヴ・マッカリー 監督「ブリグズビー・ベア」1918本目

アメリカン「八日目の蝉」・・・ではないけど。そんな風に感じられる部分もあります。 心の奥底の、甘くて少し苦い部分に触れるところがある。小学校に上がる前、家と近所の友達だけの、まだとても狭い世界に住んでた頃に大好きだったアニメのヒーローは、本…

ウディ・アレン監督「世界中がアイ・ラヴ・ユー」1913本目

しょっぱなからエドワード・ノートン(「アメリカン・ヒストリーX」や「ファイト・クラブ」より前の1996年、まだ30歳のふらふらっとした若者)がドリュー・バリモアに向かって愛の歌をうたってるんだけど・・・これ何?(笑)「ラ・ラ・ランド」じゃないよね…

ラース・フォン・トリアー監督「アンチクライスト」1910本目

この監督だし、他の人の感想を見たらかなり怖そうだったけど、覚悟して見たらショックはありませんでした。ウィレム・デフォー、シャーロット・ゲンズブールという見慣れた人たちの演技だったこともあるかも。 「タルコフスキーに捧ぐ」と監督がいうのも、な…

トニー・スコット監督「トゥルー・ロマンス」 1906本目

1993年のアメリカ映画。といっても25年前だ。 監督のトニー・スコットは「トップ・ガン」の人。アメリカらしい爽やかな映像を撮りますね。この映像にして、クエンティン・タランティーノのマニアックな脚本。主人公のイケてない青年は映画マニア(サニー千葉…

マーク・ウェブ 監督「gifted/ギフテッド」1898本目

「(500)日のサマー」が、優しく何気ない映画だったように、この映画も、喜怒哀楽があるけどどこか穏やかさが続いてるようなところがある。それは、フランクがメアリーを見る目がずっと暖かいから。メアリーがずっと元気で優しいから。でも、なんとなく…

ショーン・ベイカー 監督「タンジェリン」1897本目

クリスマス・イブのロサンゼルス。分厚い上着を着た女、タンクトップ一枚の女。みんな娼婦だ。 半分くらい見たところで、iPhone3台で撮ったという話を思い出しました。 臨場感あるなーと思って見てたけど、言われないとわからない。それは映像に手ブレがな…

ダグ・リーマン 監督「バリー・シール/アメリカをはめた男」1887本目

行きのキャセイパシフィック機内で見た、4本目。 面白かった。実話だなんて、アメリカって国は一体・・・・。 しかし邦題サブタイトル、彼はアメリカを「はめた男」じゃなくてアメリカに「はめられた男」だよね?この違いはとても大きいと思うんだけど・・…

デヴィッド・リーチ 監督「アトミック・ブロンド」1886本目

行きのキャセイパシフィック機内で見た、3本目。 一言でいうと、ゴーストバスターズやハングオーバー!を女性版でリメイクしたのと同様、ジェームズ・ボンドを女性でやってみた映画。シャーリーズ・セロンの幅の広さは本当に素晴らしくて、美しくも強くもあ…

ケネス・ブラナー 監督「オリエント急行殺人事件」1885本目

キャセイパシフィックの機内で見た2本目。小説は何十年も前に読んだし、ドラマでも映画でも見たから筋は頭に入ってる。 にしても、なんとなく一つ一つのエピソードに納得感がないまま、するする進んでいく感じがしました。 やけにキャストが豪華。ジョニー…

ウェス・アンダーソン 監督「犬ヶ島」1884本目

2018年8月10日、キャセイパシフィックの機内で見た1本目。 珍品、って感じですね。こんな映画を作るウェス・アンダーソンに少し好感を持ちました。 だってタイトルが犬ヶ島で、舞台がメガ崎市だよ?長崎、茅ヶ崎、メガ崎。ミリ崎、キロ崎、メガ崎。ありそう…