映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

その他の国の映画(80年代まで)

ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ 監督「マクナイーマ」2003本目

1969年にブラジルでこんな映画が作られてたとは! 欧米が知らなかった民族が初めて発見されたかのような衝撃です。老婆から生まれた、大人の男の姿をした神話的子ども「マクナイーマ」、強いていえば昔「ひょうきん族」に出てた「アダモちゃん」のようです。…

ピーター・ウィアー監督「ピクニックatハンギングロック」1914本目

美しい。無駄に美しい。 岩山になぜ全員白のドレスで出かける。その後の場面では色のついた服をみんな着てるのに。これはつまり、この映画が様式であるという印だ。最初からリアリティを求めるなと釘を刺されてるんだ。 無駄に切なくてロマンチック。わかっ…

ルイス・ブニュエル監督「忘れられた人々」1821本目

(メキシコ映画は「その他の国」の分類になってしまうんだよな。) 「アンダルシアの犬」でルイス・ブニュエルのイメージを持ってしまうと、この映画などは社会派の作品に見えてギャップを感じてしまいそう。かなりきっちりとストーリーを追って作られたドラ…

ジョージ・ミラー監督「マッド・マックス」974本目

オーストラリア映画。 退治される暴走族のおバカっぷりがすごい。若すぎて”メル・ギブソンの息子”ふうのメル・ギブソンも、底のない熱血っぷりが清々しい。ヒネリも何もない暴力的な映画だけど、ストレートな魅力はありますよね。しかしこの第一作ですでに、…

アレハンドロ・ホドロフスキー「エル・トポ」761本目

あのホドロフスキーの出世作。 ジョン・レノン&オノ・ヨーコが大絶賛したとか、いろんな評判を聞くけど、自分が神になって監督も主演もなんでもかんでもやって、息子も出演させるなんて映画は、狂人の世界だから面白いというなんだろうと思う。私はダリは好…