映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2019-09-17から1日間の記事一覧

アニエス・ヴァルダ 監督「顔たち、ところどころ」2283本目

顔がたくさん、場所もたくさん、というのが原題なので、邦題はじつは直訳。顔たちがところどころにあるんじゃなくて、顔も「ところ」もいろいろ、という意味ですね? このおばちゃんとお兄ちゃんがどういう人なのか、全然知らないまま見ました。普通っぽいポ…

山下耕作 監督「博奕打ち 総長賭博」2282本目

人から薦められでもしないと見ないよなぁこのタイトル。 主役は鶴田浩二。亡くなってもう30年たつんですね。亡くなって5年の高倉健や菅原文太より、最近名前を聞かないなと思ったけど、この年月を考えると仕方ないのかもしれません。 この映画は仁侠映画に…