映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2019-09-07から1日間の記事一覧

池田敏春 監督「鍵」2272本目

川島なお美、いちばん美しかった頃の姿をこうやって美しい映像に残していけてよかった。彼女が亡くなったのと同じような年齢にさしかかってきて、友人のなかには健康診断でひっかかったという人もいます。この映画が公開された当時とは違う気持ちで、この映…

アレクセイ・ゲルマン 監督「神々のたそがれ」2271本目

泥まみれの悪いテーマパークみたいだ。ギリギリ、大丈夫なところに線を引いてその中で映像を作っているので、突然の死や残酷な映像をびくびくと恐れながら見る必要はない。柵の中からジャングルを覗いてる観客みたいな気持ちで見ればいい。 こういう映画って…

マイク・リー 監督「家族の庭」2270本目

痛いお話。日本でも40代、50代の女性の数名に一人がメアリーになりうる。 ここまでしぶとく、ひとつの家庭に入り込もうとしないで、途中であきらめる人ならその倍はいる。トム&ジェリーの夫妻は、冷静なように見えても、50の同僚が30の息子に手を出そうとし…