映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2018-12-23から1日間の記事一覧

ポール・トーマス・アンダーソン監督「ファントム・スレッド」2028本目

<ネタバレあり〼> 恐ろしく美しい、完成度の高い美という作りものの世界。おっとりした若いウェイトレスを可愛いと思って家に入れたら、彼女はだんだん自我の強さを表してくる。自分を見てくれないことの不満が、「毒親」みたいな独占欲として開花する。こ…

クリストファー・ケイン監督「ヤングガン」2027本目

1988年の作品。この冒頭、最高じゃないですか。ヤング・ガンズがみんなめちゃくちゃいい男に映ってる。監督、撮影の皆さん、こんな風に俳優さんたちを撮ってあげてくださいよ! エミリオ・エステヴェス(地獄の黙示録のときのパパそっくり)もチャーリー・シ…

ヴィム・ヴェンダース監督「アメリカの友人」2026本目

1977年のドイツ映画。まだ健在なデニス・ホッパーの、うさん臭さが嬉しい。で、この額縁屋ヨナタン、ブルーノ・ガンツなんですね?1944年生まれでこのとき33歳。にしては落ち着いてるけど43歳のときの「ベルリン天使の詩」ではさらに圧倒的な静けさがある。5…