映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2018-10-13から1日間の記事一覧

ケン・ローチ監督「麦の穂をゆらす風」1936本目

2006年の作品。Wikiを見なかったら、きっと監督はアイルランド人だと思っただろうな。イングランドに対抗するアイルランドの人たちを描いていて、結構イングランド軍が悪者だから。でも実は監督はイングランド出身。特定のどこかに肩入れするのでなく、人間…

フェデリコ・フェリーニ 監督「ジンジャーとフレッド」1935本目

冒頭の老婦人に見え覚えがあります。「道」でジェルソミーナを演じたジュリエッタ・マシーナです。このあふれ出る知性、常に何か考えている瞳、抑えても出てくる鋭い言葉。やっぱりこの人は若い頃から頭の弱い演技は無理だと思う。(「道」でそれでもみんな…

ピーター・グリーナウェイ 監督「コックと泥棒、その妻と愛人」1934本目

この映画の評判を当時聞いた覚えもあるんだけど、不思議と見ないまま来ていました。 どれだけ悪趣味かということは、すでに見た人の感想とかでだいたいわかってたし、映画の中でもちゃんと時間をかけて語られるので、お化け屋敷の作り物みたいな気持ちで冷静…