映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2016-03-12から1日間の記事一覧

松林宗恵 監督「続・社長道中記」1292本目

1961年、前作と同じ年に出た続編です。なんというスピード! ほぼテレビドラマの感覚で作られてたんでしょうね。 前回カタツムリ、マムシ、カエルの缶詰を開発したこの会社は、こんどは浜名湖の業者のうなぎを買い占めにかかります。 技術とか営業力とか、イ…

松林宗恵 監督「社長道中記」1291本目

1961年の作品。 だいたいにおいて森繁久彌が主役の映画は、日本の高度成長期の楽天的な世情がよく出た明るい映画が多いです。森繁社長の狸っぷりもすごいし、脇を固める小林桂樹、加東大介、三木のり平・・・そして森繁演じる三沢社長を「三沢ちゃ〜ん」と呼…

ジョージ・キューカー 監督「ガス燈」1290本目

1944年のアメリカ映画。かなり昔だな〜、というか戦時中ですね。 美しきイングリッド・バーグマンが主役のサスペンス映画で、疑惑の夫を演じるのがシャルル・ポワチエ、しぶとい刑事を演じるのがジョセフ・コットン。この3人が素敵です。 バーグマンは美し…