映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2016-01-23から1日間の記事一覧

小野田嘉幹 監督「鬼平犯科帳」1240本目

1995年の作品。21年も前か。 岩下志麻も吉右衛門さんも若い。 面白いんだけど、テレビドラマのスペシャル枠くらいのスケール感でした。 歌舞伎以外の吉右衛門さんってどんな感じだっけ?と思ってたので、見られてよかったです。

増村保造 監督「巨人と玩具」1239本目

1958年の作品。 この監督の作品は、「暖流」も「妻は告白する」も強烈に面白かったけど、この映画も面白かった。 激しさとスマートさのバランスがよくて、熱血というか”モーレツ”会社員もどこかスタイリッシュで上品な感じがする。美しさをちゃんと考えて作…