映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2015-07-26から1日間の記事一覧

大森立嗣 監督「まほろ駅前狂騒曲」1048本目

見る順番を間違えました(泣) 多田さんと行天とヤクザとはるちゃん、関係性が唐突に設定されていたのはそういうことだったのね。 あんまりよく意味がわからないし、面白い!と思えなくて残念でした。しくしく。

ジョシュア・オッペンハイマー監督「アクト・オブ・キリング」1047本目

インドネシアで、それほど遠くない昔に行われた共産党員(と疑われた人たち)の大規模虐殺の、加害当事者の今を映画にしたもの。「ドキュメンタリー」っていうより、現実をもとにしたフィクション映画のメイキングって感じです。 当事者たちが派手なメイクや…

ジョン・カーニー 監督「はじまりのうた」1046本目

「バンドやろうぜ」ものには本当に弱いのだ。 音楽って人の心の中から生まれ出てくるものだから、人と人が出会って、音楽を持ち寄って、ひとつのハーモニーを作り出していくということは最高に素敵なコミュニケーションなんだ。 「ONCE ダブリンの街角で」も…

ティム・バートン監督「ビッグ・アイズ」1045本目

事実は小説よりも奇なり…。 どうしてもマーガレットのほうに肩入れしてしまって、夫の振る舞いにイライラしたり不快になったりしますが、とても面白かったです。騙されやすい女性画家マーガレットを演じるのはエイミー・アダムス。もっとアクの強い役をやる…