映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2015-06-28から1日間の記事一覧

ギャヴィン・フッド 監督「エンダーのゲーム」1015本目

面白かった。 主役エンダーを演じた エイサ・バターフィールド、まだ少年なのに凛々しいです。 ハリソン・フォードはさすがにもう、お父さんというよりお祖父さんにしか見えない…けどカクシャクとしています。少年たちがゲームのように戦隊を動かして本物の…

アンドレイ・タルコフスキー 監督「ノスタルジア」1014本目

意外と古い、1984年作品。31年も前です。一言で言うと、わかりませんって感じです。 映像美といっても、廃墟のような建物が多くて、そういう崩れ落ちかけているものの美を愛する人でなければ難しいかも。廃ビルの壊れた天井からじゃぶじゃぶ雨が入り込んでき…

ジャン=マルク・バレ 監督「カフェ・ド・フロール」1013本目

「ダラス・バイヤーズ・クラブ」の監督の、ひとつ前の作品なんですね。 ヴァネッサ・パラディ演じる母がダウン症の息子を溺愛し束縛する物語と、DJの男性とその彼女と元妻が人生の分岐点で戸惑う物語が、パラレルで進行します。ヴァネッサ・パラディはアイド…