映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2014-03-21から1日間の記事一覧

川島透 監督「竜二」678本目

青くささの魅力。 萩原健一の主題歌が少年のようで切ない。 金子正次、永島瑛子、北公次、桜金造。キャスティングがとても良くて、日陰で熱くがんばってる奴らに共感してしまいます。でも、思ったよりは普通だなと思いました。金子正次の最初で最後の主演作…

小林正樹監督「切腹」677本目

1962年の作品。 この年号がどういう意味を持つかというと、仲代達矢、三國連太郎、丹波哲郎が若くて精悍だ。 にしては貫禄があって、今も/つい最近まで活躍していた人の50年前にしては成熟している、と感じます。時代物だし切ったはったの場面もあるけど、…