映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-04-06から1日間の記事一覧

廣木隆一監督「機関車先生」320本目

坂口憲二が、剣道でなぜか声を失った小学校教師の役。 その経緯を描いた作品じゃないことはわかるけど、その辺もう少し解説がほしいです。耳が聞こえないのか、声が出ないのか、ということもなかなかわかりません。やさしい、静かな映画だけど、ちょっと薄い…

チャールズ・チャップリン「アルコール夜通し転宅/夜遊び」319本目

1915年作品。30分くらいの短編です。タイトルは、wikiでは「アルコール夜通し転宅」、私が買ったDVDでは「チャップリンの夜遊び」となっています。チャップリン=trampは最初から酔っぱらって千鳥足で、その演技がとても愉快です。加藤茶とか志村けんって、…

チャールズ・チャップリン「醜女の深情」318本目

1914年作品。アメリカ初の長編コメディ映画だそうです。 チャップリンのほかに、「醜女」役にマリー・ドレスラー、ずる賢い美女役にマーベル・ノーランド。 マリーは「あの男性と一緒にいるのは…象?」とか「戦艦のように大きな女」と呼ばれて、目をクマ取っ…

チャールズ・チャップリン「寄席見物」317本目

これも1914年作品。原題は「A Night in the Show」。 初期のドタバタっぷりがよくわかる、ひたすら暴れまくる20数分間。二階の安い席のすみっこまで超満員の劇場の中で、おデブの女優さんを笑ったり、席を間違えたり、美人の隣に座って手を握ったり、楽団の…

チャールズ・チャップリン「お掃除」316本目

1914年作品。 原題は「The Bank」、チャップリンが銀行の掃除係(janitor)になって、汚れたモップを振り回したりしてみんなに迷惑をかける…というサイレントの短編映画です。(25分くらい?)しょっぱなで、ものものしい銀行の金庫のダイヤルを回して回して…